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なぜか庭仕事用ジーンズでショッピングモールに出かけた義父

義母は子供の頃から
おしゃれだったのは、
彼女の昔話から容易に想像できる。

小学校の頃、
親に買ってもらったワンピースと、
そっくりそのまま同じものを着ていた同級生を見つけ
ショックを受けて、早速そのワンピースはスカートに
作り変えた、という話も印象的だった。

いまでも同世代の近所のドイツ人と比較すると、
衣類にこだわりを持っているのが容易にわかる。
こだわりは持っているけれど、
彼女が新規に買うことはめったにない。
凄まじく古い衣類も、自分で縫い直して
今風にしてしまうのだ。

毎年冬の初めの洗濯ものをたたんでいるときに聴かされるのは
「このセーターは20歳の時、運転免許証を
もらえた記念に買ったのよ」
のストーリーだ。
半世紀前の衣類を
いま着ている日本人、いるか?

さて、
それとは違って、義父はかなり無頓着だ。
二週間ほど前、
三人で一緒にショッピングモールに買い物に行ったとき、
義父が庭仕事そのままの服だったのはショックだった。
着替えるのが面倒だったのだろうか。

洗濯時に義母が嘆くのは、
義父の肌着がすぐにボロボロになることだ。
おそらく、着脱に苦労しているので、
無理に引っ張ったりしているのだろう。
健康で生活に何の差しさわりのないときは
そんなことが起こることを想像しずらい。
ちょいと足腰を痛めると
たとえば、トイレのために服を上げ下ろしするのさえ大変だ。

そういうわけで、油断すると、義父の着ているものは、
すべてボロボロということになる。
年を取るというのはそういうことなのかもしれない。

近所の台湾人知人の一人に
招かれてごちそうになったこれ。
DSC_0896_copy_800x451.jpg
野菜餡の饅頭だ。
最近はアジアレストランがこの街にも増え、
買うことは容易になったけれど、
やはり、手作りのほうが安くておいしくできるものだ。

さて、この彼女も
今の義父のようにあまり衣類に頓着しない。
義父とは親子ほど年齢差があるので、
着脱が困難だから、と言う理由じゃあない。

子供の頃から勉強には熱心だったけれど、
他の事には興味がないってタイプだ。
今でも、執筆や政治問題(討論で好きなテーマは台湾中国関係)に
熱心で、それ以外の事はおろそかだ。
この饅頭も近所の別の台湾人からのもらいもの。

料理は面倒でたまらない、と言うタイプの彼女だ。
家のなかもちょいと間違えると
ごみ屋敷になりそうだ。
ドイツ人の旦那さんもその傾向があるのでなおさらなんだ。

この彼女が高齢者になったとき、
義父と同様、
ボロボロの衣類で平気で外出するかもしれないぞ、
とちょいと考えた。
今でさえ、アイロンかけが面倒らしく、
洗ってそのまま使っているブラウスの様子に
私が悲しい思いをしているんだ・・・・

でもまあ、
こうして、私に貴重なまんじゅうを
ご馳走してくれる配慮ができるんだ。
義父もいろいろ不満だろうが、
居候息子夫婦に耐えているのだろう。

そういうわけで、他人が
ひどい恰好をしていても、
私は関心がないように装わなくてはならいと思っている。

そういえば、
饅頭の画面に映り込んでいるのは
日本に住む彼女のお姉さんからの贈り物の
和風柄さらしふきんだ。
ちょいと欲しくなってしまった。
日本で生活していると、
そんなものに食指は動かないのだけれど、
外国生活では素晴らしく感じちゃうんだよなぁ。
ふきんに不自由しているわけでもないのに。

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