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ガールフレンドのためにドイツに来たはずが。

二度ほど私に折り紙を教わりに来ていた
コロンビア人男性、その日は時間つぶしに
話だけするために来た。
すでに大まかな彼の状況を知っていたが、
その時はさらに詳しく聞いてみた。

ドイツに来たきっかけは
同い年の彼女がここに留学するためだった。
二人とも29歳。
留学にはちょいと遅い年齢のようにも感じるが、
コロンビアの状況を聞いて納得する部分もある。
現地の大学を卒業しても、
まともな収入を得られる職場がないのだとか。

こちらでは再び大学教育を受けることになる。
そのためのドイツ語学習をしている彼。
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在独約1年、大学教育を受けるためのドイツ語習得には
見せてくれた上の教材で学んでいるレベルでは程遠い。
彼女のほうはお父さんがドイツ人であるせいで、日常会話のドイツ語はできるのだとか。
彼の日常会話力はたどたどしく、
頻繁になぜかスペイン語が混ざる。
外国語を話しているときに母語が混ざるって、ある得るのか。

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さて、その彼女とは先日別れてしまったのだそう。
女を追いかけてドイツ入りしたのに、
それじゃあここにいる目的がなくなっちゃったではないか。
いや、母国に戻ってもまともな仕事がないのなら、
ここで大学を卒業してここでまともな仕事に就くか。
しかし、すでに29歳。
まだ大学に入学してもいないので、
来年から始めても卒業するのは30歳だに半ば。
夫が社会人になったのもかなり遅かったので
いろいろハンディがあったものだ。
大丈夫か、コロンビア人。

途中でゲームの話になった。
彼は子供の頃からプレイステーションで遊んでいたそう。
そうか、南米にはゲーム機が存在するのね。
エチオピアには存在しないと聞いているのでほっとした。
DSC00806.jpg
スーパーの広告。
今週のネット販売での広告の品々だ。
先週の家電店に続き、スーパーでもプレイステーション5を
激しく宣伝している。
その隣にも日本メーカーの品だ。
どちらも日本で生産されていないとはいえ、
日本の底力を感じさせる。
しかしながら、日本の若者も海外で就労して
より多くの収入を得ようという選択をし始めていると読んだ。

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読書をすっかり諦めたドイツ生活。

このコロンビア人を哀れに思うのは違うかな、とも思った。
頑張れよ、女の子などここにもうようよいる。
しかも、スペイン語など方々で話されているのを聞くぞ。
彼にはもっとしっかり勉強してドイツ語を流ちょうに話してほしい。





①②③のそれぞれをクリックしてほしい、面倒だろうなぁ。

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